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嗚呼、王滝の夜は更けて ~幻と化すか あの240分間~

240分間、カメラを回しながら走った「王滝ミッドナイトエクスプレス」御一行様。

もしかして、編成上、すべてカットになっちゃう可能性だって皆無じゃないよね…と思ったら、ちょっと切なくなりました。

そんなわけで、写真は一枚もありませんが、忘れないうちに、記憶を頼りに記録に残しておきませう。

尚、一応、登場人物等はフィクションということでお願いします。

<登場人物紹介>
Pさん…国士舘大学体育学部卒。高校体育教師の免許あり。ベンチプレス160k。
Dさん…78~79回箱根駅伝 5区山登り出場。前職は自衛隊。富士登山駅伝出場経験あり。
Kさん…ふだんはコンビで活動。特技は1500mだって!(今日、判明…sweat02
Mさん…SMAPの誰かに似てる。特技はバレーボール。

<事前の打合せ>
7.5k地点でKさん、Mさんの2名が脱落しそう。PさんとDさんは、少なくとも15k地点まではたどり着いて欲しいな~。尚、2名が脱落したあとは、自分がPさん、KuroさんがDさんを撮影する、というような段取りだった…。

<レース開始>
本当の最後尾から、全員で仲良くスタート。いきなりの登り坂だが、舗装路が続くので、走りやすい。意外に、全員そこそこ走れてる。(今日になって、プロフィール確認して納得!)
 
舗装路なので、安心して背走しながらみなさんの正面からの姿を撮影する。

<誤算1>
何を思ったか、Mさんが、4kほど走ったところで抜け駆けダッシュ。両カメラマンのターゲット対象外だったので、追いかけずにそのまま放置プレー。一体、何をしたかったのか…。
 
で、残りの3名さんで併走を続ける。舗装路からトレイルに入った。

<誤算2>
箱根ランナーのDさんが少し遅れ気味となり、Pさん、Kさんの2名に自分がくっついて先行する形となる。

<7.5k地点>
最初の撮影ポイント。照明の明かりが遠くから識別できた。先頭のPさんに、カメラさんが併走しながらインタビュー。当初は、ここで2名リタイアすると思われたのだが、抜け駆けしたMさんは、10分ほど前に通過したらしく、Pさんが憤る。「ヤツは何を考えてるんだ!空気の読めない野郎だな!」
 さらに、リタイアすると思われたKさんも、そのままPさんと併走を継続。

<10k看板通過>
10k地点を過ぎても、Pさん、Kさん、自分の隊列に変化なし。
「そろそろKはリタイアして、カメラ独り占めさせて欲しいな~」と、冗談交じりにPさんが本音を漏らすこと数回。
 それでも、沢の清水を飲んだり、岩ゴロゴロの様子をレポートしたり、と和気あいあいと進む。

<15k地点通過>
Kさん、そろそろ「脚がいっぱいです~sad」ということでリタイア宣言をし始めるが、撮影スタッフらしき姿は見えず、そのまま走り続ける。二人でB'zの唄を口ずさむなど、後ろから見ていても楽しそうな雰囲気♪
 水がかなり出ていて、バシャバシャと水溜りを抜けることも数回。

<合流>
路肩の崩れた箇所や、赤い洞門等を過ぎた辺りで、いつの間にかDさんに追いつかれた。
その後、睡眠不足で経緯が曖昧だが、Pさんと自分が先行し、二人でペースアップし、先行するMさんを追撃開始。

<20k地点通過>
20kの看板を過ぎると、「20k到達のご褒美に、何か下さい!」とPさん。実は、スタート前に確認したら、行動食を持っていないというので、「お腹が減ったら、僕のあげますから、言ってくださいね!」と伝えておいたのだ。で、オレンジ味のスポーツビーンズをプレゼント。大好評だった。「すげ~!これ、元気湧いてくる~」って喜んでもらえた。happy01

<応援ポイント>
やがて、再び前方に照明の光が。flair女子アナさんらが待ち構えていて、しばらくインタビュー。その隙に、自分はバッテリー交換。焦って、なかなかバッテリーパックが装着できない。ようやくスタンバって、Mさんを追撃開始。

<真剣勝負>
ジープ道を下りながら、Pさんが、「僕、しばらく面白いこと言いませんから、カメラ回さなくてもいいっすよ!その代わり、Mに追いつきたいんで、カメラ重いでしょうけど、ペースアップに付き合ってください!」と宣言。やはり、先輩芸人としては、後輩に負けるわけにはいかないし、段取り通りに動かなかった後輩を、一発ガツンと締め上げたい気分のようだった。
「了解!good 男には、絶対に負けられない試合ってのがあるからね!」とウインクして、液晶パネルを閉じて、走りに専念。でも、実は、カメラ回してたけどね…。coldsweats01
 いくらカメラが重くても、トレイル初体験のお兄さんに気を遣わせるほど、あたしもヤキが回ってないのよ、オホホ。

<被疑者確保>
トンネルの前だったか後だったか忘れたけど、路肩に立ってる人影を発見。追い抜くと、それがMさんだった。
「なんで、早く追いついてくれないんすか~。寂しいじゃないですか~」というMさんに、「」なんで勝手に飛び出すんだよ!空気を読めよ!」とマジで説教するPさんであった。流石に、Mさんも、その勢いにタジタジ…。

<小エイドへゴール>
そこから先は、仮想敵国が消滅したので、ややゆっくりペース。「水公園(?)まで0.7k」という看板が見えて、もうそろそろかな?とスパートしてみたけど、まだ目的地じゃなかった…。で、ちょっと歩きを交えていると、橋の欄干あたりに、「もうすぐ小エイド」の案内板を発見。
 時計を見ると、3時間58分経過したところ。「4時間切りましょうか!」と声をかけると、「いや~、もう無理でしょう…」との応え。でも、トコトコ進んでコーナーを回ると、100mほど先に、カメラの照明と撮影スタッフの人影が見えた!
 時計は3時間59分20秒。「走れば、4時間切り、間に合いますよ!」と煽って、二人でダッシュ!

手を振って飛び跳ねる女子アナさんや、いつの間にやらDさん、Kさん、Mさんの姿も!そのほか、ディレクターさんや照明さん、音声さんらの声援に迎えられ、ガッツポーズでゴールへなだれ込むPさん。
 自分は、20m手前まで併走して横顔を撮影し続け、ラスト10mでコースアウトしてフレーム外へ消えました。

<インタビュー>
間もなく、タレントさん4名のインタビュー開始。自分も、少し離れた場所からカメラを回し続けてましたが、「いや~○○さんに貰ったエネルギーの元で、元気が出ました~」とか、「ヤッ君似の○○カメラマンが…」みたいな感じのご発言が連発で、たぶん、このシーンはカットだよな~と苦笑いの自分でありました。

収録後、Pさんから右手を差し出されて、ガッチリと固い握手を交わし、「どうもお疲れ様でした!」とお互いの頑張りを労いあいました。

時刻は午前4時を少し回ったところ。タレントさんは、専用車輌で、自分とKuroさんは、ディレクターさんの運転で、宿へ向かいました。

ちょうど、王滝の夜が明け始める頃でした。

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コメント

こんどからヤっくんとお呼びした方がよいですか?( ^ω^)

お疲れ様でした。放送楽しみにしています!

ヤッくん、思ったことなかったですが、言われてみると確かに似てます・・。

いや、その呼び名は、どうしてもシブがき隊のイメージが…。遠慮しときます。

モックンだったら嬉しいけど…。punch

自分の予想では、オンエアは2分くらいじゃないかと…。
サロモンとスズキの製品紹介、王滝村の観光案内、温泉ロケ、トップ選手のレース展開、選手のインタビュー、芸のお披露目…。

…30秒かも…sweat02

天気悪い中どうもお疲れ様でした。テレビ放映がいつでしょうか?

haraさん、どもです。
長野朝日放送は、8月30日だそうで~す♪

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