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SFMT2011行動記録(1)

朝2時半起床、3時出発で、斑尾へ向かう。

寒くなりそうなので、半袖シャツの下にファイントラックを着た。
家を出たときは綺麗なお月さんと星空だったが、信濃町のコンビニでゆっくり朝食を食べていると、かなり雨が降ってきた。
現地着が4時半。駐車すると、隣がH井さんの車だった。
防寒着を来てドロップバックを預けに行き、空いているうちにもう一度トイレに行って戻ると、Takoさん、U山さん、まるちゃん、店長、U敷さんらと会う。

一旦車に戻ってレース支度。このところの雨による路面状況を考慮し、ファイントラックのインナーソックスとゲータで、シューズ内への浸水を徹底的に防御する作戦である。一昨年の反省から、朝露や兼俣林道の泥濘で、足指をふやけさせた状態で爪を痛めつけることだけは避けたかったのだ。

スタート地点付近で体操をしていると、M浦さんにも会い、U山さんと3人で暫し談笑。

5時半スタート。
ゆっくり進む。舗装路の途中から歩きを交え、どんどん抜かれるが気にしない。

自分のリストバンドには、前日に修正した未公開皮算用が入れてある。完走はしたいが、そのためにペースを大幅にダウンさせる作戦は、やはり自分の本意ではなかった。かと言って、無理が禁物なのは百も承知である。痛みが出た時点でレースを離脱するという前提条件で臨んでいるのだ。最終的に、optimist版を多少緩くしたペース配分で、16時間40分でゴールという計画で行動した。そして、1A白樺台までの所要時間で、実戦モードでの走力を判断して微調整しようと考えていた。

ゲレンデの応援エリアへ戻ってくる直前でU敷さんに追い付き、挨拶を交わす。Takoさんと弐号の応援をもらい、森の中のトレイルへ。多少ペースがゆっくり気味だと感じたが、そのくらいが丁度いいはず。今日は、「斑尾エリアはとにかくペースを抑える。皮算用より遅くなっても大歓迎」と決めていた。

大池方面へつなぐ舗装路に出る少し前のシングルトラックで、前方が何やら騒がしい。先行者がいきなり急停止し、ぶつかりそうになって慌てて立ち止まると、蜂に頭を刺されたと数名が大声で叫んでいた。その瞬間、自分の左脹脛にもチクッと激痛が走った。やられた…。

チラと周りを見回すが、スズメバチではなさそうだ。子供の頃は、蜂に刺されるなんて、別に珍しくもなかった。痛いけど、ま、手足を露出して山の中を走ってるんだから、そういうこともあるわいな~くらいで続行。

道路に出たところで、誘導スタッフに何人かが手当てを要請していた。自分は、そのままレース続行。

大池へ下る未舗装路は、予想通りに、水溜りも多く、ぐちゃぐちゃの泥濘も多かった。今日のシューズ周りの装備が好判断だったことを早くも確信した。

大池を過ぎ、荒瀬原のジープ道手前まで続く平坦な長めの林道に入る。自分にとっての最初のポイントである。

「轍の水溜りや、中央の草の朝露をなるべく避ける」「走れても、気持ちよく走らない」「他人のペースを気にしない」。この3点を忠実に履行した。

やがて、荒瀬原ジープ道の登り勾配が始まる。ここは、ゆっくりペースでも、確実に走り切る。8月にH川さんと試走した際に、じっくり走る予行演習は出来ており、周囲に先行者が大勢いる分、今回のほうがずっと楽だった。

野尻湖の見えるポイントを通過し、ゆるやかに下り始めて、1A白樺台へ到着。

(1A白樺台 18.5km 予定:2時間6分 実績:1時間55分  予定よりも早く着いてしまったが、かなりペースセーブした実感があり、余裕度も高かったので、とりあえず良しとした。←ちなみに、過去の実測では1kmほど短い)

計画通りに、ジェル半分を摂取し、リプレニッシュ1杯飲んで、ポテチ数枚、バナナを一口モグモグしながら登山道へ。(休憩時間 予定:1分 実績:1分)

明神岳~斑尾山頂へ向かう登山道。

序盤は先行者のペースがやや遅く、後続がどんどん溜まってきた。途中から声をかけて前に出る。そこから先は、走れるところは走り、急傾斜はじっくり登る。今日のシューズはクロスマックス。自分の現状を考えると、クロスライトで110kmは耐えられないと判断したのだ。ところが、このシューズ、シューレース代わりのワイヤーがしっかりロックされてないと、30分くらいで緩んでくる。今日は、それを逆手にとって、わざと30分くらいで足を止め、小まめに脚を休めるようにした。

無理せず、かと言って、それほど楽でもないペースで明神岳到着。

ここで野尻湖を写真に収める選手も多い。が、今回の自分は、余計なものは全て置いて来た。デジカメも、GPSも持ってない。普段、ハーネスに装着しているポケットも1個外してきていた。

明神から斑尾山頂までは、ほぼ300m。サッサと通り過ぎ、小走り、そして最後の短い登りをやり過ごして、スタッフさんに挨拶しながらその先へ。

ここからは、ゲレンデ下りに備える準備区間。登りの脚から下りの脚へスムーズに切り替えるべく、木の根のスリップに気をつけながら控えめに。

そして、二つ目のポイント区間である、スイッチバックから始まるゲレンデ下り開始。ここで爪先や大腿筋を酷使してしまうと、一昨年の二の舞である。初心者のシュテムターンの練習くらいの慎重さで、のんびりと下る。後続に2~3人、道を譲ったりしながら、脚の負担を最小限に抑えることを最優先に、余ったジェルを消費しながら2Aバンフへ到着。

(2Aバンフ 23.9km (累積)予定:3時間2分 実績:2時間49分 ←過去の実測では22km)

応援の皆さんの声援を受けながら、アシスタントポイントの弐号と合流。あらかじめ作っておいたリプレニッシュ500ccをの補充を頼み、その間に、ブドウやオレンジ、WGH、コーラ等を補給。次のポイントまでの行動食を両サイドポケットに詰め、ここからサンシェード付キャップとサングラスを準備した。

この一連の作業中、公式スタッフと思われるカメラマンさんに、一部始終をずっと撮影されてた。

計画通り、ジャスト5分間で作業完了し、2Aバンフを出発した。

(続く)

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コメント

お疲れさまでした。
残念な結果ですが、行動記録読は自分もレース走ったような気分で読ませてもらってます。

こんばんは。
試走の際はお世話になりました。
本番では、唯一走っておかなかった地震滝橋~苗名滝分岐までの道路と登山道の登りが、意外にきつくて凹みました。

続きは、忘れないうちにボチボチ書き残しておきますです。

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