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そして…青梅

第46回青梅マラソンに出場してきた。

冬の寒さが逆戻りし、都下でも朝は氷点下5℃くらいまで下がった。

毎年、朝8時過ぎには河辺駅に到着するので、まだ体育館はガラガラだ。
新聞を読んだり、心電図無料サービスを受けたりしながらまったりと過ごす。

3週間前の勝田で、自分の中では奇跡に近い完走を果たしたとは言うものの、相変わらず足首やアキレス腱は予断を許さない状況であり、さすがに、ウォーキング主体からは脱却したが、6分~5分程度のペースで10Km余り流すというのがメインメニューとなっていた。

週2回くらいは、充分にウォーミングアップをしてから短い距離のビルドアップも入れてみたりしたのだが、7km程度のうち、せいぜい最後の500mを4分ちょいペースまで上げる程度に留めて来た。恐らく、もう一度激しい痛みに襲われると、今季の残りのレースを全て棒に振ることになるのは必至であろうから、文字通り「腫れ物に触る」ように慎重に日々過ごしてきたのだった。

勝田以降、16Km以上の距離を走ったことは一度もない。
従って、今回の青梅の目的は、「(そこそこのペースで)完走できるかどうか」を見極めることが第一であった。
目論見としては、往路の昇りで5分、復路の下りで4分40秒くらいのペースで最後まで普通に走れて、なおかつ痛みが出ないこと。これがクリアできないと、この先のリハビリ意欲に翳りが生じる。

そんな状況なので、今回のシューズも、クッション重視のNikeルナグライドである。自宅からの移動に普通に履いてきて、そのままレースに転用だ。そして、やはり勝田同様、ウォーミングアップなしで臨む。
あわよくばお知り合いに会えるかな、と思い、病院地下駐車場まで散歩し、ぐるっと一回りしてみた。そして、軽い屈伸と体操をした程度でスタンバイOKとする。あとは、スタート後の渋滞で、流れに任せてトコトコ走れば充分だろう。

鼓笛隊のパレードの後、スタートブロックに整列するが、日陰は寒い。日向を求めてかなり後方にキャリーバックし、日本野鳥の会状態で他の選手を観察していると、想定通りに ぎっぺさん発見!

レース等ですれ違いざまにエール交換をすることはあったが、こうしてお喋りするのは1年振りくらいだろうか。

そうこうしているうちに、号砲が鳴った(らしい…)。10秒前のアナウンスまでしか聞こえなかったので、スタートボタンを押すタイミングを逸してしまった。

仕方ないので、スタートラインを越えた時点から計時開始。(リザルトによれば、1分19秒のタイムロスだったようだ)

毎年お馴染みの渋滞の中、ウォーミングアップ程度のペースで周りの流れとシンクロする。

もしかすると、(個人的に)今年で見納めになるかも知れない青梅商店街の風景を目に焼き付けながら、少しだけ感傷的になる。

3km通過地点で、15分50秒弱だった。

序盤はこんなもんだろうが、もう少しずつ上げていかないと、帰りの電車の予定時間がギリギリなんだよな、と思った。

今日は、下りで痛みが出たら、電車で戻るつもりで小銭を持参している。だが、登りでは、それほど足首に負担がかからないので、ここまで順調に走れていた。宮ノ平から日向和田駅へ向かっていた。

【5km通過:26分57秒(25分38秒)】

体がほぐれてきた。ペースも4分台後半まで上がっている。とは言うものの、目は、しっかりと青梅線の駅名と位置を頭にインプットし、有事に備えていた。

沿道の民家のガラス戸に、自分の姿が映る。

「誰かに似てるな…」と考えていたら、ピンと来た。

防寒対策で頭に手ぬぐいを巻いて、余った布を後ろに流している。そしてサングラス。

北○○の元料理人に見えるな、俺…。(将軍様、万歳ー!)

二俣尾から軍畑に向かう左カーブを過ぎ、沢井駅入口を通過すると、大体10km地点だ。

【10km通過:50分15秒(23分18秒 年代別716位)】

奥多摩に近づくにつれ、登り勾配が中心となるが、あまり気になるほどでもない。御嶽辺りでも相変わらず人口密度が高いものの、ひょいひょいと前方には出られるようになってきた。

私設エイドの女の子から貰ったチョコレートを頬張りながら、ニコニコ顔で走る。

例年よりも、相当手前で、トップ集団とすれ違った。

この辺りから、センターライン寄りに位置取りして、ぎっぺさんとのすれ違いに備える。

やがて、駆け下りてくるぎっぺさんを発見し、右手を突き上げてエールを送った。

そこから14.5km付近の川井の折り返しまで、少しずつペースアップして行き、さて、問題の復路、下り勾配の始まりである。

【15km通過:1時間13分55秒(22分59秒 631位)】

おそらく、例年よりも2kmくらい後方のポジションに位置していると思うのだが、なかなかの混雑ぶりである。

足首への負担を抑えるべく、かなり控えめなペースを維持しているのだが、一旦先行集団に追いつくと、前方に出る隙間が見つからない。

「ま、急ぐ旅でもないし…」と、しばらく一息つかせてもらいながら、給水所や電柱の裏側などを利用して、ちょこっとずつ壁の前に回りこませてもらった。

ストライドを狭めて体の真下での着地を意識していることと、テーピングでの固定やシューズのクッショニング効果とで、足首への負担もあまり感じない。

反面、路面からの反発力をほとんど感じないので、ボヨヨ~ンribbon という感触のまま坂道を下っている。(かつみ・さゆり 元気かな?)

【20km通過:1時間35分45秒(21分50秒 561位)】

このへんで、たぶん最後まで走りきっても今日は大丈夫だろうと確信した。電車の時間も問題なさそうなので、ペースは現状維持でよい。ここから先は、明日以降のトレーニング計画に支障が出ないよう、足首の温存を最優先に考えた。

下り中心の復路であるが、20~25kmの区間には、登り坂が2箇所ほど含まれる。それまで下り続けてきただけに、実際の勾配以上に急な登りに感じられ、一気にペースダウンする選手が多い。

自分はというと、余裕をもったペースであることと、ずっと狭いストライドで走ってきたこともあり、腕振りを意識するくらいで、わりとあっさりと登り切ることができた。

ギリギリのペースで追い込んでくると、実は、かなりの曲者なのだな、この坂は。

【25km通過:1時間57分09秒(22分24秒 490位)】

宮ノ平を過ぎると、あとはほぼ平坦なコースが続く。

ペースアップする気持ちもないものの、手頃な位置に先行ランナーの背中が見えると、やはりなんとなく目標にしてしまう。(で、追いついてしまう)

青梅の商店街に戻り、残り距離表示もカウントダウン形式に変わった。

勝沼のクランクを曲がり、東青梅駅辺りの私設エイドで給水を採り、チラとGPSに視線を移すと、4分10秒台までペースが上がっていた。

意外だった。相変わらず、路面からの反発は全く感じないので、ドクター○松かと思うくらいのビトーンビトーン状態だったのだから。(←スティンキーか?懐かし~)

一瞬、大丈夫かな?と思ったものの、残り僅かだし、ここまで来てペースダウンするのも野暮だろ、ってことで、最後の1km表示が出てからは、純粋に駆けっこの楽しさを満喫することにした。

で、それなりに人口密度が多いまま、なんとか無事にゴール。

【30kmゴール:2時間18分24秒(20分56秒 411位)】

2012ohme

過去4年間で、断トツのワーストタイムではあるけれど、ここまで走れると思ってなかったので、満足感は大きかった。

勝田の頃と比較すると、かなり状態は良くなって来ている。

通常トレーニングがこなせる状態を100とすると、55%くらいまで回復してきた感じだ。

素直に嬉しい。

また1週間近く、ケア中心のメニューになるが、腐らずに前を向いて、出来る事にしっかり取り組んで行きたい。

次の予定は、2週間後のハーフマラソン。

今度は、充分なウォーミングアップをして、最初から想定巡航速度で走ることがテーマとなる。

そろそろ春になるだろうか。

 

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