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2012.05.20野辺山ウルトラの記録(1)

かんたんな備忘録程度。

【前日まで】

ここ数年、12月~5月(今年は7月?)までが、アホみたく忙しい。それに加えて今年は、1~3月までが故障を抱えてろくなトレーニングが積めていない。

それでも、野辺山だけは万全の状態でスタートラインに立ちたかったので、かなり強引に土曜日から休む。金曜夜に、無理矢理荷造りを完了させた。

土曜の朝は、当日に合わせて4時前に起床し、体内時計を合わせる。

5時から7kmほどJogして、数日ぶりに身体をほぐした。

長野市内から出場するお姫様方3名をピックアップし、弐号と合わせて5名で野辺山へ向かう。

お姫様Aが前夜祭チケットを購入希望とのことで、受付開始の正午着予定で計画を立て、途中、佐久のリアンで昼食用パンを買い、臼田のマツヤに立ち寄りつつも、ぴったり時間通りに現地着。

Lien

いままでに遭遇したことのない好天で、野辺山で、こんなに綺麗な八ヶ岳を見たのは初めてだった。

【当日】

例年より気温が高く、手袋も不要。過去のレースは、ロングタイツでスタートし、八峰の湯でショートに着替えていたが、今回は、最初から半袖、ショートパンツにゲイター。シューズも、全コースNIKEルナグライドで通す作戦。サングラスを42km地点にデポした。

こんな練習量で野辺山を走ってよいのか!と自問していた一昨年に比べ、さらに60%程度の距離しか走れていない今年の自分であったが、数少ない練習のうち、霊仙寺湖往復のタイムが過去4年間のベストタイムを15分ほど上回っていたので、とりあえず10時間30分目標の行程表を用意した。(3月の板橋Cityが予想よりもまともに走れたので、きっと、故障中のロングウォーキングが体幹強化に役立ったのだろうと捉えていた)

ただ、実際のところ、それより20分余裕をみた、10時間50分くらいが実際の着地点だろうという感覚で、「皮算用より速く走ると、まず最後までもたない」という上限目安の意味合いが強かった。

とりあえず、50km地点の小海に、前回よりも10分遅れの4時間50分前後で到着するペースを目安にレースを進めることにした。

<5km地点>(予定:26'00 実績:26'13)

皮算用より十数秒遅れということで、ほぼ予定通りの滑り出し。

<10km地点>(予定:53'00 実績:53'50  LAP予定:27'00 実績:27'36)

霧が晴れると、八ヶ岳が時折姿を現した。

半袖ショートパンツのスタイルで、とくに寒さも感じない。

<15km地点>(予定:1h27'00 実績:1h28'22  LAP予定:34'00 実績:34'33)

ほぼ予定通りのペースで進む。「終盤90kmの坂を元気に駆け上がる」ことを念頭に、温存モードで林道を行く。

03a

<20km地点>(予定:1h59'00 実績:2h00'45  LAP予定:32'00 実績:32'23)

後ろから抜かれたランナーの後姿に見覚えがあり、ナンバーカードを確認すると、EnjoyLifeさんだった。どうやら、トイレに寄っている間に自分が先行したらしい。

しばらくお喋りしながら併走したが、温存モードを維持したかったので、「また再会できればいいですね~」と、先に行ってもらった。

<25km地点>(予定:2h24'00 実績:2h28'22  LAP予定:25'00 実績:27'36)

定期的にペースを落とし、30秒間だけ速歩を交えるような作戦で、使う筋肉を分散させながら進む。

25km地点のエイドに立ち寄ると、EnjoyLifeさんがエイドを出発するところだった。前回同様、トイレ休憩の間に追いついた模様。

<30km地点>(予定:2h53'00 実績:2h56'23  LAP予定:29'00 実績:28'01)

積極的に脚を温存しながら、淡々と進む。調子は良い。大体、10時間半の皮算用よりも、5kmで1分くらい遅れるペースをすっとキープしている。前回よりも抑えている分、かなり気持ちに余裕がある。

周囲の選手に、この先のトイレの設置状況やコースの様子をレクチャーしながら、相変わらず、時折ペースダウンを交え、脚を休ませながら進む。

稲子湯手前の舗装路の登りで、序盤から何度か前後していた長野マラソンクラブの42km出場の選手に声をかけた。O倉さんだった。

しばらくお喋りしながら、この先のコースの様子などを簡単に伝えて、一足お先に稲子の湯へ到着。

<35km地点>(予定:3h17'00 実績:3h20'16  LAP予定:24'00 実績:23'52)

お汁粉、バナナ、オレンジ、自前のミックスナッツなどを補給し、滞在2分ほどで出発。

(稲子エイド 滞在予定:1'00   実績1'55)

その後、急坂を速歩で凌いでいると、またまたEnjoyLifeさんに抜かれた。

「温存と言いつつ、かなりいいペースで来てますよ!」と声を掛けられた。

その背中がまだ見えているうちに、いきなり胃袋を誰かに鷲掴みされたような衝撃を感じ、路肩にしゃがんで嘔吐した。(でも、あんまり吐瀉物はなかった)

「…?」

過去、ロングトレイルやウルトラマラソンを走って、内臓に負担を感じたことは一度もない。炎天下のロードレースで、たぶん熱中症が原因で吐いたことはあるけど…。

最後まで食欲落ちたことなくて、走りながら、なんでも美味しくガツガツ食べられる人なんだけどな~と訝しく思いながら、とりあえず、自前のボトルポーチの水で口を濯いで先を急ぐ。

やがて、きつめの上り坂も終わり、リエックスの下りのロードへ向かって徐々に気持ちを高めていく。

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<40km地点>(予定:3h46'00 実績:3h52'10  LAP予定:28'00 実績:30'01)

例年、ここの下りは、そこそこ頑張ってごぼう抜きする区間なのだが、今年は90kmまで脚を残す作戦なので、過去に例のない遅いペース(キロ5分半くらい)で皮算用を作っていた。

が、さきほどの嘔吐の負のイメージを払拭したかったので、予定よりも40秒ほどペースアップして下り始めた。

ワインディングロードの二つ先のカーブ辺りに、EnjoyLifeさんの背中が見えた。

脚の負担を抑えつつ、徐々にその差を詰めていき、38km過ぎ辺りで並んで、「八峰に立ち寄るんで、いずれまた!」と声をかけて前に出た。

その後も、先行選手を15人ほど抜きながら、足首の完治を実感してニンマリした。

調子に乗ってスピードに乗りすぎ、40km地点の給水コップを掴みそこなった。仕方なく、ボトルポーチで一口給水し、ボトルを戻すと、カラコロカランとボトルが転げ落ちた。

嘔吐後、腹の締め付けが気になって、ポーチのベルトを思い切り緩めており、その隙間にボトルを差し込もうとしたらしかった。

仕方なく、立ち止まってボトルを拾い、そこから先は、それなりのペースで42km八峰の湯に到着した。

【42km 八峰の湯】(予定:3h57'30 実績:4h01'03  LAP予定:11'30 実績:08'52)

シューズもウェアも交換なし。ただ、ファイントラックのアンダーシャツを脱ぎ、サプリ系携行品の補充と、塩せんべいでの塩分補給とバリバリ食感の満足感を得る。

…のはずだったが、ゼッケンナンバーが汗で破れたり、バナナとオレンジにも手を伸ばしたり、仮設トイレに誰も並んでないので、用を足したり…。

としていたら、結局6分近くも滞在してしまい、例年並の時間をかけてしまった。

(八峰の湯 滞在予定:3'30   実績5'40)

                                    ~続く~

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